伝統神事 湯立獅子舞
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湯立獅子舞
国選択無形民俗文化財・県指定無形民俗文化財
 仙石原と宮城野には、獅子が湯立神楽をする「湯立獅子舞(ゆだてししまい)」という神事が伝えられています。この神事は江戸時代中頃の安永5年(1776)に富士吉田の菅沼儀兵衛によって伝えられたもので、悪魔払いや五穀豊穣を祈願して行われるものです。
 当時の資料によると、この頃仙石原や宮城野では農作物が不作の上に病気が流行り、生活は大変苦しかったようです。獅子舞は人々を苦しめる疫病神を追い払うと信じられていましたので、この神事が伝えられたのはこうした状況と関係があったのかもしれません。獅子が湯立神楽を行うという、全国的にみてもここ宮城野・仙石原と御殿場市の一部でしか見られない非常に珍しい神事であり、昭和29年(1954)には、県の無形民俗文化財に、また昭和49年(1974)には、国選択無形民俗文化財に指定されました。
 現在、宮城野諏訪神社では7月15日の天王祭と8月15日の虫送り行事のときに、仙石原諏訪神社では、3月27日の諏訪神社のお祭りと5月5日の公時祭のときに、それぞれ湯立獅子舞神事が執り行われます。
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天王祭
7月15日 5時から12舞 式典13時
14時より平舞・行の舞・宮めぐりの舞・三本剣の舞・釜の舞・四方固めの舞が奉納される。
宮城野諏訪神社(みやぎのすわじんじゃ)
箱根登山バス仙石・桃源台行き小田原から約30分、箱根湯本から約16分 「明神平」下車徒歩5分
祭典の神事
3月27日 午前中
午後/宮舞・平舞・剣の舞・行の舞・宮めぐりの舞・釜めぐりの舞・四方固めの舞が奉納される。
仙石原諏訪神社(せんごくはらすわじんじゃ)
箱根登山バス仙石・桃源台行き小田原から約40分、
箱根湯本から約25分「仙石」下車徒歩1分
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