箱宝 箱根寄木細工
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ロシアの鉄道王マモントフ夫人は、組子細工「七福神」をモデルに愛らしいマトリョ−シカを作らせた。(箱根町郷土資料館蔵)
駿河細工にその源流があるといわれる箱根寄木細工は、江戸時代に畑宿の石川仁兵衛が創始したといわれています。仁兵衛が伝えた技法は、色が微妙に異なる木材を組み合わせて文様を作り、鋸で挽き割ったり、鉋で薄く削った「ズク」を箱物などに貼って装飾する技法です。そして20世紀に生まれた「ムク」という新しい技法は、組み合わせた木材をそのまま箱物にしたりロクロで挽いて形を作り出していく方法です。 木の天然の色をそのまま生かして大胆にして繊細、かつ精緻な幾何学模様を創り出す箱根の職人たちの技。その奥深い味わいと美は、時代、国を超えて人々の心をとらえて離しません。
寄木細工に使われる木材
サクラ・クワ・ケヤキ・クスノキ・カキ・ツゲ・ホウノキ・アオハダ・マユミ・キハダ・ミズキ・ウルシ・ヤマモモ・シキビ・栗神代・桂神代・黒檀・ニガキ・アメリカヒバ・エンジュ他約50種

モダンな文様の無垢寄木の盆と花挿し。 無垢寄木は、畑宿の金指勝悦さんが完成させた。 箱根寄木細工が国の伝統的工芸品に指定される根拠になった寄木洋風厨子(江戸時代後期作・箱根町郷土資料館蔵)

1枚約0.15ミリという薄さに削られるズク。伝統的なこの技法ができる人は、もう数人しかいないという。
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