箱宝 箱根神社
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 秀麗な箱根の山々は、神の宿る場所=神籠(ひもろぎ)として古代より信仰を集めてきました。その中でも箱根の最高峰・神山の美しさは人々の畏敬の念を呼び起こし、神山をご神体とする山岳信仰が生まれ、神山を望む駒ケ岳山頂を磐境(いわさか)(磐座=斎場)として古代祭祀が行われていました。駒ケ岳山頂では、毎年10月24日に御神火祭が行われていますが、それは神山に捧げられた古代祭祀の原点をいまに伝える祭です。仏教渡来以前、神社には社殿はなく、神が降臨するのにふさわしい深い森や海、山々が神祭りの場所だったのです。
 箱根神社の社殿は、奈良時代天平宝字元年(757)、中興の開山・萬巻(まんがん)上人によって建立されました。萬巻上人は神山・駒ケ岳の霊場で3年間厳しい修行を積み、霊夢のお告げで現在の場所に社殿を建てたのでした。萬巻上人は、箱根山信仰の礎を固め、また里人を苦しめていた毒龍を調伏し、いまに続く龍神湖水の祭祀を興しました。
 以来1248年、箱根神社に対する人々の信仰は変わることなく、箱根山はその信仰とともに悠久の時を刻んでいます。
1月 1日 歳旦祭(さいたんさい)
1月 4日 芦ノ湖清祓式(きよはらいしき)
2月 3日 節分
2月17日 祈年祭
5月28日 曾我神社例祭
6月13日 九頭龍神社例祭
7月31日 湖水祭
8月5日 鳥居焼祭
10月24日 御神火祭(ごじんかさい)
11月23日 新嘗祭
12月31日 除夜祭
紙本著色箱根権現縁起/国指定重要文化財
木造萬巻上人坐像/ 国指定重要文化財
 関東に残る肖像彫刻では最古のもの
赤木柄短刀/国指定重要文化財
 曾我五郎時致が父の仇・工藤祐経から贈られたものと伝えられている。
鉄湯釜(二口)/国指定重要文化財
 鎌倉時代文永5年(1286)および弘安2年(1283)鋳造
ヒメシャラの純林/県指定天然記念物
 かながわ美林50選
箱根権現御影/町指定重要文化財
箱根神社絵馬/町指定重要文化財
箱根山縁起并序/町指定重要文化財
Tel. 0460-3-7123
箱根町方面行きバス小田原から約50分、箱根湯本駅から約35分
「元箱根」「元箱根港」下車徒歩約5分
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九頭龍神社
 大昔、芦ノ湖に棲む毒龍が夜になると荒波を蹴立ててやってきては危害を加え、里人たちを恐怖に陥れていました。そこで里人たちは人身御供の娘をさし出して毒龍をおさめるしかないと悲痛な相談をしていました。箱根山に修行に来ていた萬巻上人はその話を聞き、里人たちのために毒龍を調伏することにしました。上人は湖畔近くにある小さな岩場・龍ヶ島に壇を築き、饌を供えて大般若波羅密多経を唱え始めました。
 21日が経ち今日が満願の日というときでした。荒れ狂う毒龍に発する上人の読経の声が最高潮に達した瞬間湖面が静まり、片手に数珠と錫杖を持ち、もう一方の手には水瓶を持った龍の化身が上人の前に現れて、いままでの罪を深々と謝りました。上人はその化身を芦ノ湖の主・龍神として湖畔近くの森に祀りました。
 湖尻寄りの湖面に鳥居が見えますが、そこが上人が毒龍と対決した龍ヶ島です。
[ 九頭龍神社例祭 ]
6月13日/毎月13日には九頭龍神社月次祭が行われています。
平成11年(1999)、箱根神社の境内にも新しく九頭龍神社が建てられました。
○かながわむかしばなし50選
 
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