文化的創造をもって豊かで住みよい私たちの郷土・箱根に貢献する
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箱根青年部
会長あいさつ
原点(ZERO)を見つめて、希望の未来へ。
会長写真
2009年9月の政権交代をもって「日本の近代」は終わったとする説があります。明治維新によって始まった日本の近代は、工業化と民主化を促進し、高度経済成長により物質的裕福をもたらしました。しかし一方で、貧富の格差は拡大し、人心は荒廃し、地球環境は絶望的に破壊されました。良くも悪くも、私たちが生きてきた近代が終わったというのです。それが本当だとすれば、私たちは今、日本の前近代である江戸時代から明治時代に変わったときのような、歴史の大転換点に立っていることになります。社会構造の大変革は経済環境の激しい変化を誘発します。これまで世界の経済を牽引してきた産業が軒並み苦境に立たされていることは単なる偶然ではなく、我々企業も例外ではありません。 2011年3月の東日本大震災がもたらした自然災害の脅威は、我が国に厳しい試練を与えました。箱根も今までにない観光客の激減となりました。しかしながらこの辛い経験によって、長い間忘れていた大切な何かを私たちは取り戻そうとしています。関東大震災、第二次大戦…幾多の危機を乗り越えてきた先人たちのように、いま私たち商工会議所箱根青年部が箱根振興の先頭に立たなければなりません。箱根青年部は、このような厳しい現状認識に立ち、それでもなお新しい時代のリーダーとして、希望の未来を創造する強い決意をもって、歩んでまいります。
 
箱根の繋がり
2011年は私たち日本人にとって忘れることのできない年となりました。自然災害の大きさもさることながら、原発事故をはじめ、雇用問題に代表される復興に当たっての数々の障害など、私たち自らの手によって引き起こされている問題の多さを目の当たりして、これらの問題は震災によって起こったのではなく、前々からあった問題が震災によって-気に噴き出しただけなのだということに気付かされます。被災地が抱えている課題は、現代の日本人誰もが「明日」直面するかもしれない課題であり、決して対岸の火事ではありません。 この震災を機に、箱根の様々な業種・団体が連携し、箱根へお客様を呼び戻す活動と共に、被災地への復興支援を行なうために、官・民一体となった初めての団体、箱根温泉AID実行委員会が結成されました。 箱根温泉AIDは6月には、宮城県石巻市へ炊き出しや現地を視察し、様々な方と情報交換を行い、7月には被災者の方々を箱根の温泉へとご招待いたしました。現在も定期的に集まり、箱根の未来の為に協議を重ねております。箱根青年部として、箱根温泉AIDを通じて様々な方と知り合い、繋がりができた事は、これからの箱根の未来に向けた大きな財産となることでしょう。新たな活動の原点を探り、共に地域の明るい未来を夢見て、多くの仲間と一緒に行動し、小田原青年部とも新たな連携をしていきたいと思います。
箱根の未来・存在意義
2004年をピークに我が国の人口は減少に転じ、このまま継続的に減少していくと予想されています。私たちは「継続的に人口が減少する」という歴史上誰も経験したことのない時代に突入したのです。 では箱根を訪れる観光客も減少していくのでしょうか?私たちは、いま改めて箱根の存在意義、自らが観光地箱根を通じて、社会の中でどんなことで役に立つことができるのかを問い直さなければならないのです。今までの誘客活動ではなく、新しい箱根の存在意義を世に問いただして行くのです。 「新しい存在意義」は「新しい課題」の中にあります。被災地が抱えている課題、そしてこの箱根が抱えている課題に真撃に向き合い、そこに自らがなすべき「何か」を見いだすとき、新たな企画・業態・産業が生まれるのではないでしょうか。そこに希望の未来への入口が開けるのではないでしょうか。箱根が抱える課題の解決に向けて、今こそ箱根青年部ひとり一人が動く時です。しかしながらその時忘れてならない事が、「おもてなしの心」です。時代が変わろうとも、決して変わってはならない箱根の原点であると思います。 商売の原点に郷土の偉人、二宮尊徳先生がいます。尊徳先生の弟子達が箱根の発展に大きな功績を残した事を、今一度見直してみたいと思います。自分の事だけでなく、地域全体の活性化が箱根には必要であります。
箱根スポーツブランド
箱根と言えば?の問いに、多くの方が、「箱根駅伝」と答えていただける今、箱根の地がスポーツ後進地であってはならないと思います。箱根には、温泉や多くの宿泊施設があります。箱根レイクアリーナや閉鎖された小学校・中学校を有効利用すれば、ラグビーで有名な長野県菅平やテニス村の山中湖に匹敵する、スポーツと療養を兼ね備えた地域になるはずです。幸い箱根には歴史的文化遺産や美術館、自然環境がとても豊かであるので、子ども達の教育には最適な場になるはずです。この箱根に、スポーツを通じて明るい未来の夢を持たせてあげたいと思います。箱根の新たな産業として整備すれば、プロスポーツチームを箱根に誘致する事も夢ではないと思います。 2年前より創めたS-1・スワンレボートレースを今年はより一層発展を目指し、産業祭りの目玉に据え、晩夏の箱根の誘客活動に役立て、大きく育てて行きたいと思います。
むすび
箱根に事業所のない者が初めて青年部の会長を務めます。敢えて私に託された事を胸に、一年間活動して参りますので、緑裕会の先輩の方々はもちろんの事、多くの関係者の皆様には、箱根青年部にご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。



小田原箱根商工会議所箱根青年部
平成24年度会長 上原健一
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